author

恋愛体質の女は結婚できない?
26歳と33歳で二度の婚約破棄に至る理由は、結婚よりも恋愛をえらぶ女だから。アメリカ在住の私は34歳。24歳の今彼との恋愛を中心にアメリカ人の元婚約者に元彼を加えた三人の男性との恋愛事情
スポンサーリンク

年上彼女と年下彼氏…恋愛に年の差なんてカンケーねー!

2016年9月26日月曜日 歳の差 恋愛

先週末、珍しく日本人の男の子と知り合いになった。

私が今いる環境では、同世代の日本人男性と知り合うことが非常に少ない。同業者は女性が圧倒的に多いし、お客さんになるのはアメリカ人か、日本人の場合管理職の世代。

彼がほぼ同い年であることを確認してから、お互いに「うわーこういうの久しぶり」と言って妙におしゃべりが盛り上がってしまった。

そしてしばらくしてからおしゃべりが盛り上がるのは年齢が近い日本人同士だから、というだけではないことを次々と発見。私と彼には不思議な共通点がいくつかあったのだ。

最初に発見したのが最近の恋愛に関する出来事。

最近別れてしまったもと彼女のことを嫌いになったわけじゃないし、友達として話しているのはすごく楽しい、でも、どうしても女性として見れなくなってしまった・・・と彼は言う。そして最近出会った現在の彼女とは、今まさに盛り上がっている最中。

元カノについて、「嫌いなところなんてひとつもない。本当にいい女の子だし、また自分の気持ちが戻るんじゃないかと期待してなかなか別れられなくて、結果的に彼女を長く苦しめることになってしまって悪かった、もっと早く別れを告げるべきだった・・・」と語る彼。

なんだか聞いたことある台詞。そう、私がもと婚約者のことを話してるのとまったく同じフレーズだ。話の流れでふと気になって、現在の彼女って何歳?と聞いたら彼が一瞬くちごもった。何歳、ってあえて言わないけどけっこう年上なんだよね・・・
それを聞いて私は思わずにっこりしてしまう。
私の彼氏もかなり年下だよ。でも年齢差については勝つ自信ある!


お互い打ち明けてみると・・・
彼:33歳、彼の年上彼女:39歳(6歳差)
私:34歳、私の年下彼氏:24歳(10歳差)
というわけでやっぱり私の勝ちだった。まあ、勝ち負けの問題ではないのだが。

これを機にして一気に年の差恋愛トークに突入する私たち。ちょっと不思議な感じだけどかなり盛り上がった。
彼は私とほぼ同い年なんだけど、話してるとやっぱり「年下彼氏」なんだなあと思う。

年下彼氏ってちょっと素質があって、「好きな人にはまっすぐぶつかっていく恋愛体質」な人が多い。彼の場合、30代半ばの男性が初対面で恋愛トークに会話のほとんどを費やす、という時点で恋愛体質であることが判明している。

とても素直で感激屋さんで基本的に優しい彼のことは、同い年だから「いい人だなあ」と思うだけで異性として惹かれることはないんだけど、39歳の彼女にとっては可愛くてたまらないんだろうなと想像はつく。

そう、彼は「可愛い」って実際彼女によく言われるんだそうだ。それって男として複雑なんだよね、と彼は真剣な表情で私に相談する。美樹ちゃんは年下の彼に「可愛い」とか言うの?
「可愛い、とはしょっちゅう思うよ。言わないけどね!」と私は答える。

男の子は基本的に可愛いと言われるのを嫌う、と私は認識しているので、彼氏に対してもあえて口にしないようにしているのだ。心の中ではいつも叫んでいるのだけど・・・。とくに年下彼氏の場合、ただでさえ「年下だからって頼りないと思われたくない。頼って欲しい」という意識が常にあるから、いつもいつもペットのように可愛がっていたらやがて自尊心を傷つけてしまうと思うのだ。

そう説明すると、彼は「よくわかってるじゃん!素晴らしい」と大げさに拍手してくれた(こういう大げさな表現も年下彼氏の素質!)。

それからケンカの話になった。
ケンカってする?と彼が私に質問。

うーん、ケンカにならないんだよね。なんか勝手に向こうがすねてて、私はひたすらなだめてる。忘れた頃に自己完結して「ごめんね」とか謝ってくるんだけど、私は「うん、いいよ・・・っていうかなんだっけ?」みたいな・・・

すると彼はまた大げさに反応する・・・「ああああー!!同じ!!俺と同じだ!!」、当然、同じというのは彼と彼氏くんの行動が同じ、という意味だ。「なんかいつも俺ひとりでギャーギャー言ってるんだよな。彼女は落ち着いて聞いててさ。でいつも結局彼女が正しくて俺が謝るんだよ」と語る彼、「彼女」という言葉を口にするたびにとても嬉しそうな表情になる。

それからお互いの呼び方について。
私は彼氏のことを普通は名前で呼び捨てにするのだが、ときどき彼氏くん、と君付けにすると「なんか隣の家の子供みたいだからやめてよー」と言われてしまう。

これも彼と同じだったようで、「そうなんだよ、彼女に君付けで呼ばれるとなんか他人行儀でやなんだよな!俺はあくまで彼女を女性として愛してるのに、向こうはこっちを子ども扱いって感じでさ!!」と少しすねた表情。でもその表情も話し方もあくまで真剣で、たかが「君付け」くらいでそんな、ってほど必死の様子なのだ。またまた年下彼氏の共通点。

彼氏くんも10年後にはこんな感じなのかなー、それで、その頃またさらに10歳年上になってる私は、今の自分と同い年の彼氏くんをやっぱり「可愛い」って思うんだろうか?


最後に彼に、「女性として見れなくなってしまって別れた」元カノは何歳だったのか聞いてみた。
答えは5歳年下、28歳だったそうで・・・

39歳の年上彼女に出会って、20代のもと彼女と別れたのかー・・・
そう思ったらなんだか感動した。やたら年齢、年齢と数字にこだわるのもよくないし、年齢差より個人差であることも身にしみてわかっているし、それにもう恋愛の世界ではなんでもありということであまり意味はないのかもしれないけれど・・・

自分と彼氏くんの将来にしろ、もしかしたら彼氏くんがいない将来にしろ、この彼と知り合って年の差恋愛トークをしたことで、少し勇気付けられた週末だった。
スポンサーリンク
スポンサーリンク

  • ?±??G???g???[?d????u?b?N?}?[?N???A

よく読まれている記事

    女性が使いやすい!大人の恋愛サイトPCMAX
    創設から10年以上の会員数700万人を突破したマッチングサービス
  • 日本にいる私の彼氏くんの米国出張予定が決まった。今月中旬。今日で、次回会えるまで2週間を切ったことになる。 そこで、私の「大好きな彼氏とのデート二週間前から始める女子力アップ」の始まり!! そう、ここぞというデートのときは、常に当日の2週間前から女子力をマックスにあげる...
  • 私は安井かずみさんの本が好きで20代のころよく読んでいた。私の憧れの女性たちがさらに「憧れの女性」として名前を挙げるという、伝説の素敵な女性。辺見まり(えみりのお母さん)のヒット曲の作詞をした人だから、本当にふたつ前の時代の人だ。 でも本に書いている内容とか出てくる名詞は今読...
  • 今でも、やっぱり結婚すれば良かったのかな、と、考えない日はない。 彼氏と出会わなければ、私は今頃結婚の準備で忙しくしていたんだろうと思う。 国際結婚だから、普通の結婚以上に手続きが面倒で時間がかかる。きっとそういう面倒な手続き一切を私がなんとかしようとして、協力的でない元...
  • 久しぶりに同業者の女性と顔を合わせたら、なんだか彼女の周辺にただよう雰囲気が以前とガラッと変わっていたので「なるほどね・・・ふふ」と微笑ましくなった。それというのは、彼女に最近恋人が出来た、と人づてに聞いていたので。 私と同年齢の彼女は、新しい恋人のことをずっと前から「年下す...
  • 大学院時代の友人が米国出張でカリフォルニアに来るというので、絶対会おうね!と盛り上がった。 大学院時代の・・・と言っても、たまたま同じベイエリアに住んでいただけで私と彼女では留学のレベルがちょっと違う。 小さな街のこじんまりした大学院で知名度もあまり高くない分野の学位をと...
  • 車にお財布置いてきちゃったから、先に部屋に入っていて。そう言って彼氏がホテルの部屋の鍵を手渡したとき、何かちょっと変だな、とは思った。 普段はそんなときもうちょっと慌てるし、ほんの少し離れるだけでも寂しがって私をいったんギュッと抱きしめるのがいつもの彼氏なのに、妙に冷静であっ...
  • なんだか肌に変化が表れている。激変と言っていいくらい顕著な変化だ。 着替えるとき何気なく自分の素肌に触れて、あれ?と思う。こんな感触は初めてのような気がする。プルルン肌&ツルスベなのだ。ツルスベを通り超えて・・・透明の膜が一枚張ったような・。 もちろん嬉しい変化なんだけど...