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恋愛体質の女は結婚できない?
26歳と33歳で二度の婚約破棄に至る理由は、結婚よりも恋愛をえらぶ女だから。アメリカ在住の私は34歳。24歳の今彼との恋愛を中心にアメリカ人の元婚約者に元彼を加えた三人の男性との恋愛事情
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年下彼氏は10年経っても私に溺愛してくれるのかな?

2016年8月15日月曜日 年の差 年下彼氏 恋愛

日本では、「年下彼氏」の人気が少なくない。

それとも自分に10歳年下の彼ができたから、急に年下彼氏を肯定しがちなのかな?
他方、映画や恋愛ドラマ、ブログなんかでも、「年の差恋愛(女性が上)」の話題をしょっちゅう見かけるようになって、もしかして世の中全体の傾向なの?と思ったのだけど・・・

女性が経済力をつけてきた、30代になってもシングルの女性が増えてきた、という社会現象と無関係ではないのは確かなんだろうな。

今、結婚できない世代って、可処分所得で言えば、家庭のある役員クラスの人たちより多かったりするかもしれないし・・・

いろいろ情報も持ってるし衣食住や旅行などそれぞれに質の高いものを経験してきていて、年下の可愛い男の子に「いろいろ教えたい」という欲求が発生して当然なのかも。

というわけで年下彼氏を純肯定的に美徳化している私だけれど、今、年下彼氏!をさっそく実践している私。もと婚約者とついに最終的なお別れをしたことだし、今後は気持ちを切り替えて現在の彼、彼氏くんのことにもっと心を集中しなければ。

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彼氏くんが「小学校3年のときの写真ー!」と言って、坊主頭の悪ガキ風の写真を見せてくれた。

半ズボンからむき出しの足は、ひざにすりむいた跡があって赤くなってるし、笑顔全開の表情はまさに無邪気で純粋なコドモ!っていうか「マルコメくん?」って感じでほんと可愛いー!!こんな可愛い男の子がいたら、お母さんは一生手放したくなくなっちゃうんじゃないかな。うーん、コドモのくせに手足が長いなあ、やっぱり現代っ子なのかな。この頃から運動神経良さそう。

などなど、彼女の欲目で誉めまくりつつ、9歳の彼氏くんの写真を微笑んで見つめていたら、ふと、日付けが目に入った。

19――年?

えっ、なんかの間違いでしょ?と最初は思ってしまった。

だって、私が大学入学したのが19――年。え?え?

それから落ち着いて計算してみて、何も間違っていないことが判明した。

そうだ、私が18歳で大学に入学し、翌年19歳になったとき、10歳年下の彼氏くんはまだ9歳。考えてみれば当たり前の話だ。


でも、大学1年といえば私、すでにすっかり恋愛モードの生活になっていて・・・バイトとかしてたし・・・気分はすっかり大人だったのに・・・

その当時、コイツはまだこんなマルコメくんだったのか?!

普段はすっかり忘れているだけに、こういうときは、「そうかあ、10歳年下なんだなあ」と改めて実感してしまう。当然ながら、「9歳と19歳」では恋愛にはまずならないわけで、私たちがまともにお互いを恋愛相手にできるとしたら、ぎりぎりで「20歳と30歳」くらいから(私的に、10代の男の子はちょっと厳しい・・・)だ。

一緒に並んで、自然に「彼氏彼女」風に見られるのも、今の「24歳と34歳」くらいが上限のほうのぎりぎりかなあ?いや、「28歳と38歳」でもいける・・・ことを目指して努力しようとは思うけど。

つきあいはじめたばかりのころはそんな風に、いろいろな数字の組み合わせを試してみては、二人の将来の姿を思い浮かべてはあれこれ思い悩んでいた。

しかし、実際つきあってみると、10歳の歳の差恋愛って案外とすぐに違和感がなくなってしまう程度の差だ。

仮に年下の男の子のほうが、「年齢の割に落ち着いて見える」タイプ、年上の彼女のほうが、「すごく若く見える」タイプだったりすると、それぞれ3歳ずつ近寄って、見た目は4歳差くらいになったりする。

それで二人とも社会人だったりするともう、「年の差が」とか言ってるのは最初につきあうまでのことで、あとはけっこう普通のカップルになってしまう。少なくとも私と彼氏の場合は、世間の年の差恋愛にありがちな「年上の彼女が何でも教えてあげて、あちこち連れて行って新しい世界を見せてあげて・・・」なんてことは、あまりあてはまらない。

それに最初はちょっと悲観していた私、「年下彼氏」あたりのキーワードでググって見ると、いるいる、世の中には10歳以上、20歳以上の年の差恋愛(しつこいけど、女性が上)を進行中の皆様が案外とたくさんいることに気付いた。

この年の差恋愛業界(ってどの業界だ!)では、そんなわけで、10歳差の私なんてまだまだ青二才って感じだ……。

彼氏と二人で顔を寄せあって写真を撮ったりしても、携帯写真なんかだったら別に誰も「彼女が10歳年上?」とか思ったりしない程度に、私と彼氏にはあまり違和感がない(でも、「彼女が年上?」くらいは思われるかも。)。

そんなわけで最近すっかり余裕を持っていた私だが・・・実は最近、マルコメ写真以上にショックな出来事があった。

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日本滞在中のある日のこと、今のうちに髪を切っておこうと思った私は美容院に出かけ、どこにでもついてこようとする彼氏はやっぱり、「美樹ちゃんが髪を切る間見てるー」と言って、私の後ろに座って鏡越しに会話しようとしていた。

美容師さんにも「ええ、彼氏なんです」とか(自慢げに)説明しつつ、鏡に写る彼氏も素敵ー・・・なんて密かにみとれる。んーなんか今日の服はとくにカジュアルで若者っぽいし、体にピッタリした黒いニットを着ている私と差がありすぎ、などと考えつつ、美容師さんが言った何かの冗談に大笑いした・・・

そのときだった。鏡の中の私と彼氏を見比べて、はっきりと、もう弁解のしようがないほど、「年の差」を私たちの外見に見いだしたのは・・・

そうだ、今まで、顔を寄せて写真を撮るときっていうのは、スマイルする程度だし、長年自分の顔を見続けてベストなアングルや表情も知ってるし、それに写真はあくまでも静止画だから、気が付かなかったんだ。

笑ったりしゃべったりして表情がつくと、私と彼氏の見た目年齢がこんなにはっきり違うなんて!

そうなのだ、私、表情じわがあまりないことは自負しているけど、実際に笑ったときはさすがにこうなるんだなあ・・・とその笑顔のまま凍り付いてしまうほど・・・ううううーん、口元や目元がやはり、30代半ば、そのもの!!!

ショックを受けているのはもちろん私だけで、それは彼氏がいつも目の前で見ている私の表情なのだ。彼氏くん、こんな私をいつも「可愛い」「世界で一番きれい」「年上なんて感じ全然しないよ!」なんて言ってくれて・・・ありがとう。嘘をついていてくれたのね・・・なんて優しいんでしょう。

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この美容院事件以来、今は美樹ちゃんひとすじ、溺愛状態だよー!と毎日言ってくれる彼氏も、「30歳と40歳」の時期が来たらどうなるのかなあ・・・などという不安がやや強くなった。

それから突然思い出した。私が24歳のとき、45歳の彼氏がいたということを前にここで書いたけど、この45歳のオジサマはなかなか素敵な人だったので、実に、彼と同世代くらいのライバルが存在した。

この40代の元美人と思われるオバサマは、私をもちろん常に敵視していたが、当時の傲慢で向かうところ敵なしだった私のほうは、これもまた、もちろん眼中になかった。

オバサマはかつて、45歳のオジサマと結婚したい、一緒に暮らしたいと懇願したことがあるそうだが、オジサマは「僕はそういうタイプの人間じゃない」と言って相手にしなかった。がその同じ彼が、私と一番盛り上がっていた頃、「やっと一緒に暮らしたいと思える女性に出会ったんだ・・・」と彼女に語ってしまい、オバサマはその言葉を聞くなり、目にいっぱい涙を溜めて、一緒に飲んでいたバーから走り去って行ってしまったそうだ。

で、そのときの私が考えたのは:「オバサマにとって私は20歳くらい年下。つまり今の私にとって4歳の女の子と同じ。ということは、いつか私がオバサマくらいの年になって、オバサマのような立場になった場合、敵になるのは今4歳の女の子。」「ってことはさー、街中で4歳くらいの女の子を見て、まあ可愛いー!とか言ってる場合じゃないのね!その子が将来の自分の敵になったりする可能性があるんだからねーー」と言っては大爆笑。なんて性格の悪い女の子だったんだろう私。

ところが、大爆笑していた私も今では34歳、このままだとあのオバサマと同じ立場になってしまう可能性が・・・

だって彼氏が30歳になったころ、同世代の友人の中には24歳の女の子とつきあっている人がいくらでもいるはず。

その中で一人、彼氏くんの彼女は40歳、なんて・・・

なんか気の毒?

と、そんな空想をしてしまいながらも、今日も目の前にせまった彼氏くん訪問に備えて、半身浴のあと、全身にボディクリームをすりこむ私。

カーペットの上に毛足の長いふわふわの大きなタオルを広げて、その上に座って鏡に全身を写し、「首用」「デコルテ用」「手足用」「ボディ用」と、それぞれ専用になったとっても高価な美容液をふんだんに使っているのだ。

マスカラはいまでも下地を入れて3種類塗り重ねるし、頬紅の内側、目の下の三角地帯には必ずキラキラしたハイライトをいれるし、白魚のような指を目指して、仕事中は常に白手袋をしてキーボードを打ってるし。トイレから戻ったらまずは「キュレル」でアルコール消毒してから、コッテリ系ハンドクリームをたっぷり塗ってまた白手袋をするのが基本。

ああそれに先週末から平日さえ、朝3時に起きて、ソルトウォーター・フラッシュ!出勤するまでに2時間くらいトイレとドレッサーを行ったり来たりよ!そうやってメイクして髪を巻いて出かけ、ランチは玄米おかゆに梅干。帰って来たらキックボクシングでウエストをしぼり。

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10歳年上だからもっと若い子にとられるんじゃないかって心配??

いーーえ、彼が目移りする心配は当分ないんだな。

だって、これだけ手をかけた女も滅多にいるもんじゃないわよ。

と、心の中で自分を勇気づけるためにも・・・今日はそろそろ就寝時刻、明日も朝の3時に起床予定なのだ(@アメリカ時間)。
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